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バルトレックスと発熱や掻痒感等の症状

バルトレックスは、口唇ヘルペスや性器ヘルペス、水痘・帯状疱疹などに有効とされ、欧米各国で承認されている抗ウイルス化学療法剤です。
口唇ヘルペスや性器ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスに感染すると、唇や性器、臀部周辺に発疹や水ぶくれ、掻痒感などの皮膚症状が発現し、特に初感染時には初期症状が大きく分かれます。
発熱や倦怠感など重篤な全身症状を伴う場合があり、その場合は症状が激しい為に感染者も取り急ぎ専門の医療機関で適切な処置を受けるので長くても10日間程度で治癒するので感染拡大や重症化する事は無いとされています。

しかし、初感染にも関わらず全く自覚症状が無い場合があり、その場合は感染に気付かず性行為を重ね水平感染を拡大させるだけで無く、胎児に感染する垂直感染を引き起こすリスクも高いです。
特にヘルペスやクラミジアなどの性行為感染症は自覚症状が無くても定期的な検査を受けるべきだと思います。
又、ヘルペスは、1度感染すると身体各所の神経節で休眠状態の様に何年も潜む事が可能なので非常に再発率が高いウイルスとされ、再発を繰り返す事で再発時の症状が軽くなる傾向があるので再発に気付かないケースも多くなります。
その為、再発抑制治療として1日1回のバルトレックス服用を最大1年間続けるケースもあります。

ヘルペスの治療には、日本国内では基本的にアシクロビル系の第1世代のゾビラックスやファムビル、第2世代のバルトレックスの3種類の抗ウイルス化学療法剤が使用されており、第1世代のゾビラックスやファムビルは生物学的利用能が2割程度と低い為に1日5回程度の服用が必要となりますが、第1世代抗ウイルス化学療法剤の主成分であるアシクロビルにLバリンを付加したバルトレックスは生物学的利用能が約6割弱と高いので、1日2回~3回の服用で同等の薬効を示すとされています。