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アレルギーとバルトレックスとエイチアイブイ感染者

バルトレックスは、口唇ヘルペスや性器ヘルペス、水痘、帯状疱疹などの治療に用いられている抗ウイルス化学療法剤であり、腎臓で代謝され数日で尿や便としてほとんどの医薬成分が排出されるので、副作用の少ない医薬品とされています。
しかし、極稀にアレルギー体質の人がアナフィキラシー様相症状を発症したり、急性腎不全や間質性肺炎などの重篤な副作用を発症するケースがあります。
ヘルペスウイルスは、1度感染すると一生涯保菌者となる為に再発率な高い感染症であり、加えて自覚症状の無い無症候性の感染者により水平感染が拡大させるだけでは無く、感染者自身も3倍~8倍エイチアイブイに感染し易くなります。
一般的にエイチアイブイと呼ばれているヒト免疫不全ウイルスは、人間の免疫細胞に感染し免疫システムを徐々に破壊し、最終的にAIDSと呼ばれている後天性免疫不全症候群を発症させるウイルスです。

エイチアイブイ感染者やAIDS患者は、免疫力が著しく低下している為にヘルペスやクラミジアなどの性行為感染症に感染し易く、感染後瞬く間に感染症状が悪化します。
その為、ヘルペスウイルスに感染しているエイチアイブイ感染者やAIDS患者の治療にDNAポリメラーゼ阻害薬であるバルトレックスは適しているとされています。
バルトレックスは、アシクログアノシンにバリンを付加する事で患部細胞への移行性を高めています。

バルトレックスは、体内でバラシクロビルがアシクログアノシンに分解され、感染細胞内でDNAポリメラーゼ連鎖反応を阻害して、ウイルスの増殖を抑制し感染症状の悪化を抑制します。
又、神経節に潜り込んだヘルペスウイルスにも有効な為、再発抑制治療薬としても使用されています。